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  • 2009年4月8日発行

分割ラインです

  •  《 セキュリティ管理編 》
     
      
     廃棄と紛失の違いを正しく理解していますか。
      
      
      廃棄と紛失は、意図的であるか否かだけではありません。
      自らの意思を持って廃棄したと言っても、
        廃棄手順や方法が間違っていては、紛失したのと同じです。
      
      例えば個人情報リストが、不要だと考えてゴミ箱に「ポイ」と捨てたのでは
      紛失したのと同じ扱いになります。
      
        それがコピーしたものであっても同じです。
      
      情報は簡単にコピーしたり印刷して紙媒体に変えることができます。
      
      
        個人情報は、媒体毎に管理していますか。
        廃棄手順は、作成していますか。
        廃棄方法は、守っていますか。
        廃棄情報は、記録していますか。
      
      
      作成するのも廃棄するのも簡単なあまりに、疎かになりやすい規則。
      一枚のミスコピーから、重大な情報漏えいやインサイダー情報に
      なり、損失を被る人、不当な利益を享受できる人が現れます。
      
      
      20年以上前に、とあるユーザーにて、
      コンピュータ出力用紙の廃棄リストの回収業者が回収後、
      一部を路上に落としていたことが判明して大問題になったことがあります。
      私は、それから廃棄の重要性を改めて認識することができました。
      
      
      廃棄管理は、面倒と感じることが大きいと思いますが、
            情報管理の上で一番重要な工程です。
      
      
         手順を踏んでいない廃棄
         間違っている廃棄方法
         記録がない廃棄
      
      
        これらは全て紛失と同じ扱いになります。
      
      
        紛失の場合は、警察に届けなければなりません。
        紛失の内容を公表しなければなりません。
      
      
      大げさなと思われるかも知れませんが、
        このくらいの事をしない限りは、社内の意識は向上しません。
        重大な誤りと捕らえることによって、社長以下全ての従業員の
        意識徹底を図ることができるものと考えます。
      
      
      小さなミスを放置することにより、
        大きなミスへとつながり、重大な信用損失となります。
        小さなミスを、大きなミスと全員を認識させるためには、
        公表することによって、事の重大性を共有することが大切です。
      
      
        廃棄と紛失の違いを正しく知って実行するとは、
           情報武装することです。
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