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2008年12月4日発行
《 セキュリティ管理編 》
携帯電話と機密保護。
携帯電話は、ますます高度な機能を備えて、簡単に持ち歩ける道具の
域を超えたようにも思います。
本来の電話以外に
・メール送受信
・写真撮影と動画撮影とメールでの転送
・お財布およびクレジット
・インターネット接続
・音楽プレイヤ
・電子データ保存
・GPS位置検索
機能が増えた分、守らなければならないセキュリティ情報も増えて、
簡単に持ち歩く安心の域を超えたと考えます。
情報化社会は、急速な勢いで進化してしているのです。
10年前を想像して下さい。
10年前携帯電話がデジタル通信化されてメールのやりとりができる
ようになったばかりでした。
それまでの携帯電話はアナログ通信で、大きく高価な物でした。
緊急呼び出しは、ポケベル時代でした。
10年という時間は、技術を大きく進化させました。
でも人々の意識は、技術が進化しても変っていません。
むしろ大変遅れているのです。
だから、情報が漏えいして問題になったり
偽装がバレて問題になったり、
ネットを使った犯罪が頻発したり、
情報を盗んで脅したり、
新しい犯罪が発生しているのです。
技術を上手に使って便利さを享受していますが、
多くの人は、そこに潜む危ない側面を意識していません。
また、技術は絶えず進歩しているために、
新しいリスクは、絶えず生まれています。
携帯電話は、重要な情報の集まりなのです。
中には、携帯電話に会社の重要な情報を入れている人もいます。
もちろん面倒なので暗号化やパスワード保護もしません。
電話帳も重要な個人情報です。
盗難にあって最も後悔するのは
大事な個人情報の電話番号や住所が漏れてしまうことです。
これは芸能人に限ったことではありません。
携帯電話にいろいろな便利な機能を持たせることは、
その情報の管理にも気を使わなければならないということです。
少なくとも
・管理できない情報は、便利でも入れない。
・入れた情報は、常時パスワードを掛けて、利用時に毎回パスワード
入力を行う。
またパスワードは、定期的に変更する。
「パスワードは漏れる」を前提にしましょう。
・置いておいた携帯電話を他人がネット利用をして掲示板に脅迫文を
書き込まれてあらぬ疑いをかけられた事件も発生しています。
それぞれの機能が使えないように常時パスワードロックを
しておきましょう。
面倒臭いという意見が聞こえてきそうです。
情報や機能を保護することが簡単になるように改善していかなければ
なりません。
しかし、情報を守るという面では、携帯電話に限らず、
多様な情報機器も同じです。
技術による利便性とセキュリティ管理は、相反するのです。
それを認識して行動することが高度情報化社会を生き抜くことです。